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RENbear

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私にとっての人形作り

驚かれるかもしれないけれど、球体関節人形というヒトガタを作る時、正直、私は、愛情を込めて大切に作るとか、そういう優しい気持ちで作っているわけではないのです(ぬいぐるみ系は逆に、可愛くなれ~という気持ちで作ってますが)

球体関節人形は、作業自体が割とハードだと思うので、そのせいかと一瞬思うけど、多分違う。つくる行為は、人間の三大欲求にも似ている気がするし、血液の循環や呼吸のように、自分では止められない所もある。

でも、作っている時、この子に早く会いたいと思う。そういう気持ちで、ちょっと無理をしちゃったりもする。でも、焦りは全てを台無しにするので、忍耐も必要だったりする。まるで恋…(汗)そして、恋なので、手に入れたら(目の前に具現化したら)終わります。正直、あんまりだと思う(汗)でも、だからこそ、私の手を離れた時に、お人形は人生(?)を生きるのだと思うし、物語が始まるのだと思います。

じゃあどこに、私の気持ちがあるのかというと、アトリエなんだと思うのです。あの場所こそが、祈りなのです(作ってる時あんまり感じないだけに…)大切にしてくれる人に会えますように。そして人形が、その人のことも幸せにしてあげられますように。

私はあの場所で、人形と一緒に、人形の主人となる人を待っているのです。人形が選んでいるのかも知れませんが。

どちらにしろ人形は、私の手を離れて初めて、長い物語を生きるのです。たまにずっと一緒にいる子もいますが、そんな時は、私の中でも物語が出来ちゃうわけなのです(恋が愛に変わってしまう訳ですね…)

割とお人形に対してドライなのですが、そんな気持ちがあります。あくまでも私の場合、です。
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